ここでは、日本にも根強いファンが多くいる、ヨーロッパやアメリカなどの世界のスポーツカーに関する歴史や製造秘話などをご紹介します。
スポーツカー創世期
世界で最初にスポーツカーと呼ばれた車は、1913年にスペインの自動車会社イスパノ・スイザから発売された3.5リッター車でした。同じ頃のスポーツカーには、イギリスのヴォクスホール・プリンスヘンリー、フランスのブガッティなどがあります。
しかし、当時はレース用の車がスポーツカーと呼ばれていて、ほとんどに屋根がなく、車体からタイヤがはみだした今で言うレーシングカーのようなデザインでした。その後、車体にタイヤを納めてフェンダーで被った今のスタイルが登場して、レーシングカーとスポーツカーが区別されるようになりました。
1960年代の中ごろまでのスポーツカーはヨーロッパ製のオープン2シーターの代名詞でしたが、その後、居住性と安全性が求められるようになり、クーペのスタイルが多くなりました。
イタリア語で大旅行を意味するグランド・ツーリングから生まれたグランツーリスモは、快適な高速での長距離走行を実現しました。そして、グランツーリスモまたはその頭文字をとったGTと呼ばれるものがスポーツカーの主流となりました。